事件手記4.手記公開の目的についてと、7ヶ月を経て動きゆく事
早いもので、2月の事件手記公開から7ヶ月が経ちました。
もし初めてでこの記事に来られた方は、先に2月の最初の記事をお読み頂ければと思います。
https://k-kahoh.hateblo.jp/entry/2019/02/11/214459
Twitterでも何度かのタイミングで拡散を重ねて頂け、様々な方に事態が伝わってゆきました。
界隈から始まった嫌がらせが職場や私生活に至った御話 - 乾燥水路blog https://t.co/Iar2mvDp7j
— 花迸和裄🌸☂ (@k_kahoh) February 11, 2019
とても長いものですが、人様のお力添えもあり綴り切りました。この事件を多くの方に知って頂けるだけでも状況は変わってくると思います。
これを読んで下さったあなたに、知って頂けたことが幸いです。
その中で幾つか舞い込んできた情報もあります。
新たにお力添えや御声を頂いたりの御縁も生まれました。
現在大きく動いていることもあります。近く詳しくお伝え出来たらと思います。
その前に改めて事件と手記公開について少し振り返りと、現状の御話を纏めてゆきたく以下に綴ります。
そもそもの手記公開の目的
どこで何に繋がるや知れないネットへ発信することで、そこから考えられることが複数ありました。
私怨にせよ面白がりにせよ、悪意を持って廻されている妄言に対し本人としてきちんとした情報を出すこと。まずこれがとても大事でした。
今でも知らないままで好きなように言われている可能性は幾らでもあります。それでも。だからこそ。はっきりと此方からの声明を固定された場所に置いておく必要がありました。
どなたかに事件の話をする際にも、此処が大きな基盤となります。
そして
手記が多くの方に伝わってゆけばゆくほど、関わっている相手達への強い牽制になります。
RT後に呟かれていたり引用で頂いたりする御言葉は、事件への恐怖や犯人達への強い憤りに満ちていて下さいました。
界隈方面へ広がった時など、関わっている相手の親交のある人がそれを行って下さっていたやも知れません。それは私が直接批難するのと全く違う重さを持って追い詰める形を取ります。
仮に私が相手サークルを名指しして同人界隈のいざこざのように話題が伝わっていたならこのようにはならなかったことでしょう。
名指しはいつでも切れるカードです。そしてそれは世の多様な事件で証明されているように、此方に正当性があっても少なからず反感を覚える方を呼び込みます。
手記でも語りましたがそれによる別途リスクに巻き込まれている場合ではないのです。
例えば、関わっていないまでも何気なく目にしてまたこんな…と思っていたような晒しの中で私の情報に触れていた人が居たとして、どこからかでも手記に遭遇して下されば、それがこのような事件に至っていたと知って下さいます。
気の遠くなる話かも知れません。が、情報を撒いてゆく事はどこで何に繋がるや判りません。現に点が線に繋がり現状大きな材料を手に入れる段階にも来ています。
ただ、正直な処これで解決に至るとは考えられないとは思っています。
情報は幾らでも必要です。
何かを御存知の方はどうか、匿名で構いません。お寄せ下さい。
花迸和裄🌸☂ (@k_kahoh) | Twitter DMを開放しています。
kahohjiken◆gmail.com (◆を@に置き換えて下さい) あえて捻りの無い事件用アドレスも取りました。メールでもお送り頂けます。
手記公開後初めて参加した即売会は今年の夏コミでしたが、こうした事がありました。
昨日会場でこちらをはっきり見据えながら「居た居た。ヴァンパイアとかに逃げて来てやがる」「何…?知ってる人?」と話しつつ足早に通過していった男性二人がおり。
— 花迸和裄🌸☂ (@k_kahoh) 2019年8月10日
お連れの方が気になって調べて下されば手記に辿りつくやも知れません。が、相手の話を吹き込まれるまま信じてしまうやも知れません。
例えばですね。このお連れの方に伝わってほしい訳です。
とはいえ、 見知らぬ私と、このような人間でもその方にとっては知人や友人である相手と、仮に犯行を知ってもどちらの味方になるや判りません。
実は大元サークルのメンバーと、元界隈の方で私の個人的な知人さんが、旧知の仲であった事が判っています。遠回しに例えばの話で訊ねた際にその方は「例え友人であっても裁かれるべきだと思っています。ですが名指しがかほうさんにとって良い結果をもたらすことかよくお考えになって」といった返事でした。私はその方にまだ告げてはいないままです。仮にこう考えていても実際にそうなった際にはその方はどう動かれるでしょう。
事件元と別界隈ながら御協力を頂いている方に、ほぼ確定的にその方のご友人もしくは知人やも知れない人間の関わりの状況が判明(※結局の処こうして広がっている以上、事件は界隈云々でなくこうした悪意を面白がる性質の人間が寄って来ているのは手記にも記した通りです)した話をした処、いざそうなると…という迷いの反応が出ました。仕方のない事だと思います。
引越し前
事件の中で何度か見覚えのある相手が、嫌がらせにではなく普通に来客として職場に顔を出すようになっていた事がありました。
その頃は手記公開前ですが、界隈から離れそれでも私生活までどんどん追い詰められ、しかし毅然と仕事をこなしている私の姿に何かを思ってくれたのでしょうか。彼から何かを聞けないかずっと考えていました。
あるタイミングで、可能な限り普通の会話のように「お客様、私と外でお会いしたことありませんか…?」と告げてみました。貼り付いたような笑顔を作りながら彼は「ちょっと判りませんね…!」と答え。その後、少し顔を出してはウロウロとしたあげくそのまま退店、という事が続き、来店は途絶える形になってしまいました。
私はそれから引越し職場も異動となりましたのでその後は判りません。
もし
この手記を読んでくれたなら 今でも何か話して頂ける気持ちがあってくれるなら
貴方を責めはしません。どうか連絡を頂ければと思います。
勿論彼以外にも。遊びで関わってはいたが自分が何をしたかに思い至った方など
どうか。
”あまりにも怖い”と伝わって頂けたこと
RT先や引用で出て来る言葉でとても多かったのが、端的に”怖い…”というものでした。
同時に 稀に、嘲笑うような不自然な短文が呟かれている事もありました。今でも直接遭遇する事もある状況に於いても此れは存在します。
そういう処でもあるんですよね。前述の彼のように気付ける人も居れば、今でもこの犯行を面白がっている人間も隠れ動き生きているということ。
判り易い悪人が一人居るなどでない、集って他者を嘲り害することを楽しんでいる”一般人”が居るというその怖さを、多くの人が感じて下さったのは手記公開のとても大きな成果でもありました。
例えば或る界隈でフラスタ絡みで個人叩きが発生し、その対象になった女性が平謝りになり、そこに顔写真含めた個人情報を寄越せと執拗に何人もで責め立てて…といった事件が昨年ありました。
憔悴しきった彼女の様子を心配していましたが、突然アカウントも消え、今無事で居るのかすら判りません。
そして それをやった顔の見えない何人もは、今も平気で界隈で作品やイベントを楽しんでいる訳です。ライブで隣になったその人間がそうかも知れない訳です。
この時”○○○○怖い”と作品名を出して意図的に悪意を込めた見出しの悪名高いまとめサイトがありましたが、言う迄もなく怖いのはそのジャンルではなく、人間です。
「自分のことを怖がっているんだ?」と彼ら彼女らは嘲笑うのでしょうか。違います。
まともな人間ではない、という話をしているのです。
つい昨日話題が広がっていたリョナ界隈での事件についての或る方のTweetに、便乗のようで申し訳なくもリプライで次のものを送っていました。
起きたのがリョナ界隈である事で嗜好と暴力を結び付けようとする声が散見される処に告げたいのが
— 花迸和裄🌸☂ (@k_kahoh) 2019年9月11日
自身の危害事件https://t.co/VlUDc3i7Sxの元界隈は”優しい世界”と云われているような作品という事です。
前者の大御所個人の犯行と、後者の一般の顔をした複数人の犯行。考えるべき事は数多く在ります。
私のリプライ自体のRTなどは僅かですが、ここから事件手記を知って下さった方の該当Tweetへの直接の広がりは次々に頂いています。インプレッションもプロフィールクリックも多数です。
正直な処、こうした処へのリプライによる事件への認知はとても大きなものがあり、期待を込める部分もあります。が、同時にこれ自体を強く訴えたく置かせて頂いたものです。逆説的にTweet元の方の御話にも沿った形であるはずで。
(※”リョナ”を御存知無い方の為に簡単に説明すると暴力的な描写を含む性的嗜好ジャンルで、そこの大御所が事件を起こした事によるジャンルバッシングとそれに対する真っ当な反論が界隈の方々から訴えられている状況が現在発生しています)
判る人には判ってしまうであろうにも関わらず私が自身の危害事件の元界隈を徹底して名言していないのは此の辺りもあります。
作品としてはそう評され内容もとてもしっかりしており多くの魅力があり、性別問わず大人のファンが多数存在していても、大元の企画としては所謂”女児向け”カテゴリのジャンル作品です。乗っかって来ている人間達も関わる近似ジャンル作品含め、外からすれば大人がそんなものを楽しんでいるなど異常なのでは?と幾らでも言われるジャンルです。
実際、筐体ゲームを子供から奪っているかのような悪意ある決め付けで盗撮写真を使って大人プレイヤーが叩かれたり嘲られたりするような事は当時からずっと存在しています。 そんな中で こんな事件を起こして。
私は一貫して危害事件そのものの状況と保土ケ谷区での器物損壊を含む学生学童らの問題を強く打ち出して話を伝えています。だからそちらに重きが置かれて事件が伝わっていっているだけで、これが最初のオンリー名やジャンル名を出してしまっていたらどうなっていたでしょう。
事件を知ったその界隈の方で、事件の異常さと同時にこれが自分が愛しているジャンルで起きた話である事へのショックを本当に辛そうに零されている方もいらっしゃいました。
この手記が拡散されて以降、この作品に触れているからこそ自分は良識ある人間で居たい…と意識している人が増えたように感じる、と話して下さった方もいらっしゃいました。
どちらも、悪いのはその方達ではないのに………。
重ね重ね、それでも
犯人達は いえ 恐らく自分達の行為を犯罪とも思っておらずその呼び名の自認もないように感じますが
通報の報復で始まった私怨側の相手も結局以下と同じです
低俗でもあえて相手達の表現で言うなら、”ヤベー奴”(※私の事だそうです)が居たから晒して嘲笑っている、それ以上でも以下でもないようで
此処に至ってそう思っていられるのは 繰り返しになります
まともな人間ではないんです。それを理解出来ないで普通に社会に暮らし、人の生活を破壊して、捕まりもしない。何重もの異常さがそこに在ります。
今一番情報が出て来る可能性があるのは学校サイドです。
三ツ沢公園に通う子供達含む学生らの犯行があった事でここまでに至り、引越し先でもそうしたネットワークの存在は確定的になっています。
こちらの方面でも広く強く情報を求めています。
お子さんのいらっしゃる方や学校関係の方、改めて2月の手記を双方読んで頂ければ幸いです。
子供達が何故追うかは正に先程の、界隈外から見たそうしたジャンルの大人ファンがどれほどおかしい人間のように伝聞されるか、言動からしてそこの側面が一番大きい様子でした。それは異常者として叩いて晒し上げていいんだという面白がり。
ネットの有名人はコンテンツのようになり人に感じないという話は先達ての手記でも語りました。そうした相手がそこに住んでいる、働いている、見に行けるとなると面白くて仕方ないといった様子でした。
物まで壊す意味が解らないという方もいらしたのですが、ようはこれは単純な話、学校内における”いじめ”という集団性暴力と同じ構造なんですよね。標的になった子が靴を捨てられたり机をグチャグチャにされたり。それと 同じなんです。
そうして子供達がネットで情報を廻したりするだろうかと思われる方もいらっしゃいましょうか。
手記公開後にお子さんのいらっしゃる方から伺った実例をひとつ御話します。
嘗てのGoogle+に存在した学校の友達グループ内でいじめが起き、対象になった子の写真と個人情報が悪意を持って拡散されていったという事件が数年前に起きました。
その方の娘さんの先輩がターゲットにされ、リテラシーも何も無い子供達の勢いであっという間に広まってゆきTwitterなども経由され県外遥か関係の無いその子を知りもしない他校にまで、「こいつはヤバい奴らしい。拡散して注意!」と。
通報と削除を重ねて、Google+が閉じた今となっては状況も追えないとの事でしたが
ネットに放たれた写真や情報は見知らぬ悪意と共にどこかで残り続けるんですよね。
その子達は、そんな恐ろしいことを今度は自分がされる側になるのではと 考えもしないのでしょうか。
大人の私でさえ 一時期本当に潰されてしまいそうでした。
このような事を言えば犯人達は悦ぶのかも知れません。でもそんな事よりこの実例をきちんと多くの方に御話する方が大事です。
仕事のこと。生活のこと。
今はネットで大人による低俗な他者への攻撃が簡単に目に入り、子供達も簡単にそれを学んでしまうのかも知れません。
色んな職業の人が居て色んな働き方や生き方をしていて世界は廻っているのに
それを知らないまま何故か”軽んじていいもの”を見付けようとします。
引越し前、手記でも触れた横浜駅での暴言男の言動内容のひとつなのですが
「夜に仕事してて朝になってもまだ居るんだよ!こいつやべぇ奴なんだよ」といった事を(お連れさんがうんざりしているのに)話していた事があって
夜勤、というものを知らないのか、夜勤をするようなのは真っ当な仕事じゃないとでも思っているのか。怖いことに大学生辺りなんですよね…。子供という年齢でもなく。
そもそも知人友人にも、事件の中で最近も御話した方や情報を下さった方などで大学生の方もいらして、本当にしっかりされていて…大学生って一口に言っても、というのは勿論あり。
多分に、そうした働き方をしているような人間だからというのも補足記事で触れた様々な私への攻撃理由のでっち上げの中のひとつだった様子です。
私も前職は日中のフルタイムの仕事を長年していました。夜勤をしている人ってどんな生活なのかな…とちょっと想像の及ばない世界のように思っていた事もありましたが
何の事はない、働く時間や就寝時間が違うだけなんですよね。世界は24時間繋がって廻っているのですから。
フルタイム働きながら夜遅く帰って朝早く起きて原稿して、休みには東京に飛んでイベント出たり担当さんと会ったり…若かったのもありましたが相当フル回転の毎日のあの頃の方が余程ハードな働き方でした。
今、夜に働いているのも、朝静かな時間に上がって早朝に出勤する人達とすれ違いながら帰路につくのも、素敵なものですよ。
職種も前職と全く違うのですが、元々興味のあった御仕事で楽しんでいます。
結構大きな収入も安定していた前職を辞めてまで関東に出て来て悠々自適に新生活を送っている中で
このような異常が降り掛かるなど夢にも思っておりませんでしたが。
(※ちょっと混乱入りそうなので纏めておくと、私横浜に来る前に西日本方面のとある県に長く住んでいた経緯があります。そこの話を上記でしています。
今回の事件があって引越しと職場の異動をしたというのは、関東に出て来てからの事です。神奈川区や保土ケ谷区に住んでいた時の事件です。)
今の処に引越して来て職場も変わって、様々な事が変わりました。
事件の中で色んな方との御縁も頂きました。
これは決して、だから事件があって良かったなどでは勿論なく、事態を打開するべく動き続けていればこうした道が開けて来るものなのです。。。本当に有り難いことです。
体勢を立て直し、自分の生活を取り戻しながら事件に向き合い動いています。
異性装の御話を他の方のツリーで少し出来たこともありました。
好きな服、なんですよね。男性の女性服は女性化願望と取られがちですが、レディースならではのシルエットを女装にならないバランスで着てみたいって私みたいなのも居ます。
— 花迸和裄🌸☂ (@k_kahoh) July 24, 2019
女性がメンズ着ても奇異には言われませんのにね…着物だって衣服の種類でしかないのに、普段目にするかどうかなのでしょうかね
事件の中で「お前は性同一性障害者だから撮って晒される」とした言葉を投げつけられた話は補足記事でも書きました。
世の中にはまだまだそのように、字面だけを知っている言葉で勝手に他人をカテゴライズしたがる人が存在します。それはある程度仕方のないことです。
問題は それを他者を害する理由に繋げようとすることです。
これから社会に出てゆく子供達がこのような事を咎められず育ってゆくことのないよう
犯行に関わったまま平気で卒業し進学や社会に出た人間達が裁きも受けずに生きてゆくことの無いよう
少しでも事件の詳細が明るみに出てゆく事を祈り動いています。
大事な話を書き綴り、少し取り留めなく終わります。
本当は公開半年時に一度書きたかった記事なのですがその頃立て込んでおり
でも今書いた事で、不躾ながら昨日の別界隈の事件の話を例に出せたりと
本当に何かしようと動いた際の不思議な巡り合わせはいつも感じてしまいます。
撮影場所は秘密の、引越し後の朝焼けです。
もっと全体見せられたらとても綺麗なんですけれど。
こちらからの情報の出し方というものにどうしても過敏になってしまいます。